昨年度から4年生が、本年度から5年生がかなり大きく改定されました。
(以下、算数のお話です。)
目次だけ見ると、
「毎週2単元」
であったそれまでと違い、
「毎週1単元」
となり、緩くなったように思えますが、
それは大きな間違いです。
一言で言うと、「ハード」になっています。
もう少し丁寧にお伝えすると、
「2年分くらいの間に数回に分けた分野を、
まとめて1年間で扱ってしまおう、という内容」
という表現になるでしょうか。
数回に分けると、
「前回の復習」
から入るので、
まとめて扱えばそれが無い分時間短縮になるのは事実ですが、
1回の学習内容が深いものとなり、
基礎が身につかない間に、
塾の授業が応用問題に進んでしまう可能性が大きくなっています。
もちろん、練習問題までスムーズに進むお子さんにとっては、
以前のテキストよりも効果的なテキストといえます。
なぜ、そのようになったか・・・
それはSAPIXのカリキュラムに対抗したためでしょう。
しかし、それの是非と問ういているのは筋違いで、
このテキストにどう取り組めばよいか、対策を効果的に取らなくてはなりません。
具体的には、四谷の組分けテストで偏差値が60未満であったり、
SAPIXでαクラス以外のお子さんにとっては、
手強い内容になっています。
そのお子様向け対策、次回、お伝えします。
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